本日は我が母校滝学園の土曜講座で「とびだすカード作り」のワークショップ。
久しぶりに来た母校。正門入って最初に目に飛び込んでくるのがヒマラヤスギとレトロな講堂。高校時代、私は演劇部に所属していましたが、部活動の時間の殆どをこの講堂で過ごしていました。懐かしい!

さて、ワークショップの始まりです。生徒さんは中高生あわせて7名、担当の先生も巻き込んで参加していただきました。
少人数の小ぢんまりとした感じでしたが、これぐらいの人数だからできることもあったりして、和気藹々楽しく進んでいきます。

今回は、部品をあらかじめカットしたものを用意した代わりに、組み立て方は全く教えずに「完成サンプルを見ながら自分で考えて組み立ててみてください。」と放り投げてみました。
すると、当然といえば当然ですが、サクサクっと組み立ててしまう子と、苦戦する子が出まして。
一番苦戦していたのが先生。先生はさすが大人、組み立て方が横着なのです。隣の生徒に「先生一度バラして組み立てる順番を変えたほうが組み立てやすいよ。」と言われても絶対に言う事をきかない^^;)
次に苦戦していたのが、高校生男子、学年トップクラスの成績の生徒さん(この学校で学年トップの子は東大か京大の医学部に行くレベル)。彼の苦戦の理由は、部品の形状のみを見て(完成品を殆ど参考にせずに)組み立てようとしていたこと。頭がよすぎて逆にハマるパターン。

でもまぁ苦戦と言っても、数分惑った程度で組み立て完了。次は色塗りに入っていきます。

先生、組み立ては横着でしたが、色塗りは真剣そのもの。


男子生徒2人もしばらくデザインに悩んでいましたが、色塗り開始!

一番迷い無くズンズン作っていたのが中1の女の子2人。どちらかと言うと女の子の方が思い切りよく作っていく傾向があるような気がします。
今回も色んなカードが出来ました♪

カメ1号。顔が銀色です。空飛んでいるので「ガメラか。」と聞いたら怒られました。

カメ2号。作者は「カメ様!カメ様!」と連呼していました。

サクサク作っていた中学生の作品。「特に何も思いつかなかったのでカラフルにしてみました。」素晴らしい!とりあえず塗ってみる、とりあえず貼ってみる、『とりあえずやってみる』ことはとても大事なことなのです。

もうひとり中学生の作品。写真では分かりにくいですが、青から黄色、紫から橙、など色がグラデーションになるように塗分けられています。

組み立てに苦戦していた男子生徒作。こちら側は色えんぴつで彩色してありますが、裏は色紙が貼ってあってなかなか面白い仕上がりになりました。

先生はステッチ風。素敵です^^
そして、何たる不覚、私の中で今日の面白い出来のカード1番と2番だった生徒さん達のカードの写真が撮れていないToT)
すまぬ!写真は載っていないが君達のカードも素晴らしかったのだよ。
参加していただいた生徒さん達、そして担当の先生方ありがとうございました♪

今日のワークショップのカードの組み立てキットはコチラ


奥田英朗氏著「ガール」読了。働く女性にはたまらない一冊かと。男性が読んでも面白いです^^

ガール (講談社文庫)

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