今日から3日間かけて、普段書かないような内容を書いてみます。
厚生労働省発表の「平成25年度 雇用均等基本調査結果速報」によると、育児休業の取得率は女性76.3%、男性2.03%。男性少な!
私は今から9年前、長男が1歳から1歳2ヶ月までの2ヶ月間育児休業を取得しました。その時の経験も交えて「男性が育児休業を取得した方がいい5つの理由」(ライフハック記事的なタイトルつけてみました(笑))を書いてみます。
色々なご意見があるかとは思いますが、まずはご一読いただければ幸いです。


1 育児って楽しい!
ひとつ目の理由は、何より「育児って楽しい!」ということです。
私は、妻が1年間育児休業を取得した後、保育園入園までの2ヶ月間取得しましたが、日々刻々と成長していく1歳の長男と毎日べったり一緒にいられる時間を過ごせたことは、かけがえのない、素晴らしい経験でした。あんな「楽しい!」ことは他にはないと思うのです。
男性の皆さん、女性だけに育児を任せてしまうなんてもったいないですよ!



2 育児の大変さを妻と共有できる
ふたつ目の理由は、「育児って大変!」と実感でき、それを妻と共有できること。
妻が職場復帰し、育児休業に入った初日、私は早速叫ぶことになりました。
「育児をしながらの家事はこんなにもままならないものなんだ!」と。
家事をまわすだけであれば昼日中だけで十分なはずが、育児をしながらだと全く進まない。ひとつひとつ何かしようとする毎に子どもに阻まれ、やっと落ち着いたかと思うとオムツから異臭が漂い、お尻拭いている間にそれまで何やっていたかを忘れオロオロし、鍋は焦げつき、部屋は雑然となり、子どもは笑うわ泣くわの大騒ぎ!
この混沌とした状態に初めて置かれたときに私の頭に浮かんだのは「あぁ、今までの育児休業の1年間、妻はこの状態と格闘してきたのだな。」ということ。
正直に告白しますと、妻が育児休業中に仕事から帰ってきた時、家事が途中やりで終わっていたりすると、「一日家にいたらやれるんじゃないの?」と内心思っていました。
もちろん子どもがぐっすり昼寝をしてくれて出来る日もあります。でも出来ない日の方が多いのです。我が家の場合も、長男は抱っこをしていないと昼寝をしなかったので、起きていても寝ていても手が空かない!そんな状態でした。
この「育児って大変!」を自分ごととして実感出来、そしてそれを妻と共有できることはとても意義のあることです。
夫が分かってくれないことで2倍にも3倍にもなりかねない妻の育児の「大変!」が、二人で共有し分かち合うことで半分どころか「大変!だけど楽しい!」に変えていけると思うのです。大変!なのは変わらないですけれど。
「育児って大変!」という実感を妻と共有できること、これは男性が育児休業を取得して得られる宝のひとつであります。


3から先はまた明日。
画像は仕掛け絵本「ひとりぼっちのむこうがわ」